2024年もシイラの釣果がチラホラ聞こえてきました。
今日は初めてシイラ釣行に行こうと思っている方へ必要な道具について解説していきます。
私はシイラのキャスティングゲームが一番好きです（気づけばもう20年程度）。
横っ走り・潜り・ジャンプするファイト特性はテクニカルでオフショアキャスティングの基本が詰まっています。近年キハダのキャスティングゲームが流行していますが、経験のない方はシイラ釣行を重ねてからキハダをやった方がいい気がします。また、メーターオーバー（1ｍ越え）のシイラとのやり取りは下手なマグロ類とのファイトよりも難しいです（あくまで持論なので反論は受け付けません）。
話が脱線しました。それでは、解説していきますね。
服装
相模湾シイラのシーズンは例年５月～9月上旬です。
半袖短パンの軽装で釣りできるのが、この釣りの魅力でもあります。
靴はかかと付きの底が滑らないもの（クロックスなど）を着用しましょう。ビーチサンダルは滑りますし、つま先が露出しているとケガするリスクがあります。また、船上では海水をくみ上げて足元に流しているので、足を濡れらしたくない人は長靴を着用しましょう。スパイク付は船が傷つくので厳禁。
日焼けが気になる方はアームカバーやレッグカバーを着用するか、長袖長ズボンの着用をお勧めします。フェイスマスク（ネックカバー？）もいいですね。
特に海上は日差しの他に海面の照り返しもあり、紫外線が強いです。何も対策せずに行くと、火傷のような日焼けをすることもあります。日焼け止めは忘れずに塗っておきましょう。
雨の日は合羽が必需品です。服がぬれると体が冷えます。凍えながらの釣りはテンションガタ落ちします。ビニル合羽は機能性に乏しいので、できれば上下セパレートの撥水性に優れたものが良いです。
アクセサリー
シイラキャスティングでは針のついたルアーをキャストをします。意図せず自分・他人のルアーが飛んでくることもあります。私は真上からルアーが落ちてきたことがあります。
目と頭を保護するため、サングラスと帽子を着用しましょう。
サングラスは偏光サングラスだと海面のシイラがよく見えるのでお勧めです。
ライフジャケットは船宿で無料レンタルできることが殆どです。年に数回釣行に行く方は自前のライフジャケットを購入すると愛着も沸きます。ベストタイプやベルトタイプのものがあります。国土交通省認定の桜マークが入っているか（typeがいくつかありますが、海上遊漁はtypeA指定が殆どです）の確認は忘れずに。値段は2万円程するので高いですが、人の命はお金で買えません。
タックル（ロッド、リール、ライン）
タックルは各船宿で有料でレンタルができることが殆どです。
何回か釣行に行ってからタックルを買うのが良いと思います。
ルアー
タックルはレンタルできますが、ルアーは各自で用意が必要です。糸が切れてなくすことも考慮して2～3個用意するとよいでしょう。船宿の店頭でお勧めのルアーが売っていることが多いので、そこで購入するのもよいです。
参考までに初心者の方でも扱いやすいルアーを紹介します。
- マングローブスタジオ：アトゥーラ、マヒジャーク
- アングラーズリパブリック：GIG
小道具
プライヤーは釣った魚から針を外す際に使用します。シイラは釣りあげた後、バタバタ跳ねるので素手で針を外すことは絶対にやめましょう。素手で外そうとして手に針が刺さっている方を何度か見かけたことがあります・・・
プライヤーケースがあると魚を釣って、すぐに抜き取って針外しができるので便利です。
ノットを組みなおしたりとPEラインがカットできるハサミ。プライヤーで兼ねられる場合もあります。
魚を締めるナイフがあれば、魚の血抜きができます。ただし、揺れた船上での刃物の使用は非常に危険なので慣れないうちは控えておきましょう。
飲食
船上は適宜飲食しましょう。ごみ持ち帰りの要否は船宿ごとにルールが違うので確認しましょう。
夏場は本当に暑く、真夏は最低1人２Lは水分を持っていくようにしましょう。水分不足は即熱中症行きです。船上に自動販売機はありません。余裕をもって準備しましょう。
熱中症対策に塩タブレットもいいですね。
あると便利なもの
船酔いすると折角の釣りが台無しになってしまします。酔い止め薬は乗船前に飲みましょう。酔ってから服用でも効果はありますが、効き目が全然違います（経験談）。アネロンがお勧めです。なお、酔い止め薬には眠気を誘発する作用があるので、帰りの運転がある人は注意が必要です。
グローブは手の疲労軽減の他、魚を持つときのすべり止めにもなります。指先の作業がしやすいように指先をカットグローブなどもあります。
フィッシュグリップは魚を掴むのに慣れていない人に便利なアイテムです。
最後に
閲覧いただきありがとうございます。このブログを見られた皆様の釣行が楽しいものになりますように。
タックルなどの情報は今後更新していきます。
コメント